2018.9.19

『世界を知る〜遊びの観点から〜』Vol,4

 
松尾 泰範
医療系人材会社勤務

世界の鬼ごっこ。今回はモロッコ王国。鬼ごっこが楽しめそうな都市をご紹介します。
アフリカ大陸北西に位置し、大西洋や地中海、アトラス山脈、サハラ砂漠など様々な景観が楽しめるモロッコは、アフリカでは珍しい王国制の国です(アフリカで現在王国制をとっているのは、スワジランド、レソト、モロッコのみ)。
そのようなモロッコの中で、少し変わった都市があります。世界遺産にも指定されているフェズです。フェズの旧市街は、世界一の迷宮都市としても知られ、大小の道が1万近くあり、内部はとても入り組んだ構造になっています。中に入ると、そこはまさに迷路のようで、一つ道を曲がるとすぐ迷子になってしまいそう…。狭い道にはロバや荷車、人々が行き交っており、子供達が走りながら笑顔で通り過ぎる姿は鬼ごっこでもしているのかな、という錯覚に捉われます。迷わないポイントは、起点となる大通りやモスクから離れ過ぎないことと、目印になるお店の看板や店番のおばさんを覚えておくこと。地元の子供達と鬼ごっこしたら、絶対に負けそうです 笑

松尾 泰範 / Matsuo Yasunori

医療系人材会社勤務
一般社団法人鬼ごっこ協会
  国際部
  クエストセクション エンジョイナー
鬼ごっこ総合研究所 研究員


1986年海老名生まれ。幼少期は長野県で自然に囲まれながら育つ。東京大学大学院新領域創成科学研究科修了。大学では昆虫学を専攻し、富士山にてゴミムシダマシの研究を行う。大学院卒業後は旅行会社に勤務し海外添乗員として世界各国を巡る。現在は、医療系人材会社勤務。
<その他、所属>
一般社団法人東京スポーツクロスラボ 理事