鬼ごっこと子どもの運動 特別対談 Vol,3

2015年7月31日(金)
中村裕(鬼ごっこ協会理事)×森下貴司(公認指導員)と藤島麻衣(元鬼ゴッターTV女性MC)


前回Vol,2の続きから


■中村
スポーツというのは、怪我に繋がったり、色々あるので、ルールというものがありますが、遊びにはお味噌というのがあるのですがしっていますか?


■藤島
いや、わからないです。


■中村
私が小さい頃は近所の子どもで上下関係でも遊んでいたので、「ひろちゃん小さいから鬼になってもそのまま鬼にならないで、逃げてていいよ」こういうのをおみそっていうんですよ。


■藤島
あーっ!?


■中村
いわゆる、みそっかすです。友情はタッチされたら鬼にばりますよね。でも、あの子は小さいから鬼にならなくてよいと、そこでルールが変わるわけです。勝手にルールを変えるのが遊びです。こどもの城で日曜日にドッジボール、サッカーをやっているのですが、ある時子供に考えさせようと何やっても良いよって言ったら、決まったのが鬼ごっこ。子ども達が話し合って、小さい子がいてもやれるのが、鬼ごっこだと結論づけたんです。


■森下
では、人気のある鬼ごっこは何ですか?


■中村
小学校高学年にはスポーツ鬼ごっこですね。幼児はきず鬼ですね。


■藤島
えっ?きず鬼?


■中村
タッチされたところが傷なんです。例えば、胸をタッチされたら、痛いということで抑えたまま逃げます。次、足をタッチされる。そうすると片手は胸、片手は足を抑えてずっと逃げるわけです。3回目タッチされると、もう手が無いので、作ってある入院場所に入院する訳です。低学年だと捕まるとお地蔵さんになって、拝んでもらわないと戻れないじぞう鬼がありますね。


■森下
いろいろな鬼ごっこがあるんですね。今日は有り難うございました。


(終了)

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